総合職からマーケティング職に就く方法【日本にマーケターが増えてほしい】

マーケティング

皆さん、こんにちは。

・マーケティングに興味を持ったがどうやってマーケターになったらいいか分からない
・総合職採用の会社ばかりで職種が選べない
・最初は必ず営業に配属されるらしい

就職活動や実際に会社に入った後にマーケティング職を目指しても中々そのキャリアに移行するイメージが持てない方も多いのではないでしょうか?

日本ではそもそもマーケティングの重要視する企業は少ないので自ずとその門戸も狭いものになります。

僕は、商品企画・マーケティングのキャリアが2012年からあります。しかし、最初はの配属は人事でした。僕の体験をお伝えすることでマーケティング職に就くことを諦めない人が増えればと思います。

この記事では、総合職しかない会社であってもマーケティング職にキャリアを移行させる方法を4つご紹介します。

何故マーケ職へのキャリアチェンジをこのように紹介するかと言うのは理由は以下の通りです。

・これからの事業運営にはマーケティングが必須
・本当の意味でマーケターになるには実践による経験が必要

この記事を読んでいただければ、今のご自身の状況に応じた取るべき行動が見つかります。僕が実践できたことですので必ず再現性があります。是非最後まで読んでみてください。

①配属先から人事希望を出し続ける

これは評価者の判断になるので確実とは言えませんが、チャンスがあるのであれば絶対にやるべきです。

会社によっては年に1回人事希望調査などを取っている場合があります。必ず希望部署に今すぐ行きたいと書きましょう。

経験談でお話しますと、僕は総合職入社して人事でしたがすぐに商品企画部門への異動願いを出しました。

「部署のメンバーや上司に申し訳ない」や「自分で通る筈がない」など思われるかもしれませんが、やりたいことがあるのであればそこは割り切りましょう。

もちろん、このとき今いる配属先で成果が出ていればいるほど、迎える部門としては欲しい人材であることに間違いありません。

そのときにできることを精一杯やるということはとても大事です。

②マーケティング部門の要職へコンタクト

言い方は悪いですが、コネを作ることです。

①は大人数が希望する人気部署に対して紙面上の希望を出すだけに留まりますが、要職へのコンタクトはすなわち選考する権限のある人の視界に自ら入ってアピールすることです。

僕の友人はこの手を使ってマーケ部門に異動を勝ち取りました。

友人は営業とマーケ部門の懇親会で直談判したそうですが、確かにメールよりも直接話して熱意を伝えるという方が効果的かもしれませんね。

あと、総合職入社で営業に配属されながらもマーケティング部門長に直接メールをして飲みに誘うという猛者もいました。

自分にキャリアパスがない場合は無理やりにでも作りに行くというのは大事そうです。

③社内公募制度の利用

会社によっては社内で特定の職種やテーマに応募する機会があります。

これはオフィシャルに応募ができますし、大体は現部署には秘匿扱いで進行します。

何よりも面接まで行けば、②の採用する権限を持った人と直接面識を持つこともできるチャンスです。使わない手はありません。

このときは採用試験に近い形式なので、今までの実績が優れていること、志望動機がハッキリしていることにこしたことはありません。

僕は実際この制度を使って人事から商品企画部へ異動を果たしました。

④思い切って転職

今回はあくまで総合職としてマーケティング職に就くための手段の紹介ですので、あえて記載させていただきます。

マーケティング職について仕事をすることが自分のやりたいことへのステップなのであれば、一つの会社に捉われる必要はありません。

ポジション上、募集の数は少ないですが必ず何かしらの案件が挙がっています。

別部署から転職するオススメのパターンとしては「業界」を軸にして「職」の足をズラすことです。

例えるならば、「食品業界」に精通しておいて、その知識を活かして同じ「食品業界」の違う会社の「マーケティング職」を狙うことです。

普通に考えると需要がなさそうなのですが、新しい血(人材)を入れて組織を活性化させたいと考える企業も少なくありません。

僕の周りには「洋生菓子の商品開発」をしていて、「お菓子のマーケティング職」に転職した例もあります。

個人的にオススメの転職エージェントの会社はJAC Recruitmentです。

転職業界ではリクナビ、マイナビ、エン転職とTVCMが多く知名度のあるエージェントサービスもありますが、JAC Recruitmentはそんな広告を一切せずに業界で3~4番手の実績のある会社です。

ジェイエイシーリクルートメント

僕も利用したことがありますが、非常に業界の知識にも明るいですし、キャリア相談にも乗ってくれます。

素直に「マーケティング職に行きたいんだ」と相談すれば、マッチする案件もしくは行くための条件などを丁寧に教えてくれるはずです。

そこから自分のやるべきことを明確にして行くというのも手段の一つです。

まとめ

総合職から商品企画・マーケティング職に就くための方法について紹介しました。

①配属先から人事希望を出し続ける
②マーケティング部の要職へコンタクト
③社内公募制度の利用
④思い切って転職

以上の4点についてお話させていただきました。

マーケターになるために〇〇を勉強しているなどと見聞きすることがあるのですが、厳しい話をすると資格でマーケターになることはできません。

「行動」を起こすことが一番の近道だとお伝えさせてください。

ちなみにマーケティング職へジョブ採用という専門職として採用する会社もあります。

マーケティングを重視する外資系企業が多いですが、以下の記事で詳しく載っていたので参考記事として貼り付けておきます。

そもそもマーケティングって何なの?ということを詳しく知りたい場合は、もう2015年の本なので古いですが、元USJのCMO森岡毅さんの本が入門編としてはオススメです。

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 (角川書店単行本)

以上、情報が役に立ったり、考えるきっかけになったら嬉しいです。

今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

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