【これが現実】大手企業の商品企画・マーケティングで役に立つ資格

マーケティング

皆さん、こんにちは。

大手企業やメーカーの商品企画・マーケティング部と言ったら花形部署と思われるのではないでしょうか?

僕は運が良く、総合職で入社したものの8年ほど大手メーカーの商品企画・マーケティング部で仕事をしています。

どんな資格があれば成りやすいのか?またはアピールしやすいのか?

こんな風に思われる方も多いのではないかと思います。今日はこの点とオススメのスキルについてご紹介したいと思います。

僕は実績もそれなりに積んできたので活躍している人も知っていますし、自分でやっていてよかったと思うものも経験上分かります。

結論としては、商品企画・マーケティング部になるにあたって本当の意味でアピールに役に立つ資格はない。これが経験上の事実です。

よく検索などでもヒットする資格やスキルについて紹介しながら、いらない理由と他に有用なスキルについてご紹介します。

有力候補に見える資格と役に立ちにくい理由

「商品企画 資格」で検索すると出て来る資格や皆さんが思われるであろう資格・スキルについて紹介してみます。

  1. ビジネスキャリア検定
  2. 販路コーディネーター
  3. 商品プランナー
  4. 販売士
  5. カラーコーディネーター
  6. MBA
  7. TOEIC(語学系のスコア)

もっと挙げるとたくさんありそうですが、7つとも商品企画・マーケティングの採用に役に立つか?

言い換えると「コレ持ってるから商品企画にするか」なんていう資格は一つもないです。

強いて言えば、⑥と⑦はケースによっては役に立つかな。というくらいのレベルです。

いらない理由はシンプルです。

実践的な企画系の仕事に役に立つのか?という点で考えると全て必須科目ではないからです。

知識やフレームを覚えることについては全く否定するつもりはありません。ただ、仕事としてそれを使いこなせるかが一番重要なので、持っているものが優遇されることや活躍すると保証されるものではありません。

オススメのスキル

それでは、商品企画・マーケティング職で実践的に役に立つものはないのか?

いえ、それは実は経験上あります。2つ紹介します。

日商簿記

めちゃくちゃ地味ですが、日商簿記です。

アイディアがモノを言うような正解をイメージされるかもしれませんが、実は商品企画・マーケティング職はかなり地道な仕事が多いです。

その中でも必ずといっていいほど訪れるのがコスト計算。

会社によってはファイナンス部門が一手に引き受けるケースもあると思います。

しかし、収支などの仕組み自体を知っておかないとどんなことにお金を使っているのか?どこにお金を使うべきなのか?

こういったことをイメージできる知識があるのとないのでは天地ほどの差があります。

とりあえず、簿記3級。本当はモノづくりまで考えると簿記2級レベルの知識があると心強いです。

3級レベルならテキストの独学でも比較的簡単ですし、オススメです。

日経テスト

これは僕自身の経験で会社から強制的に受験させられましたが、とてもいい経験になりました。

商品企画・マーケティング職はイメージ通りアイディアも求められる場面があります。

このときのアイディアはどこから生まれるでしょう?

正解は、自分のインプットの掛け合わせです。これがアイディアの源泉です。

このインプットに対し、世界中の経済、テクノロジーなどキュッとまとめてくれているのが日経テストです。

テスト自体をやらなくてもテキストキーワード集を読むだけでかなり世界が広くなります。

企画マン、マーケターにとっては世界の大局を見ることやトレンドを知ることは必須条件に近いものだと思います。(狭い視野だと、その範囲でしかアイディアが出ないですよね。)

インプットを最新にアップデートかつ蓄積するという意味で日経テストはとてもオススメです。

まとめ

あくまで商品企画・マーケティング職になるという視点で見たときのお話をさせてもらいました。

もちろん資格を取る、勉強すること自体は良い経験になりますし、実際に働いてから紹介したような資格を取るということはお仕事の中でプラスに働くこともあると思います。

ただ実務的にオススメなのは、

  • 日商簿記
  • 日経テスト

この2つは個人的に本当にオススメです。

むしろ職種に関係なく役に立つものなので、それ以外の方にもオススメの内容です。

実践的な内容を学んで働いてから即戦力になれるようなことに繋がればと思います。

以上、何か情報が役に立ったり、考えるきっかけになったら嬉しいです。

今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

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