大きなブランドを持つとき認識しておきたい3つのこと

ブランド

皆さん、こんにちは。

・会社の中でも大きなブランドを担当できて経験になる
・名の知れたブランドを扱えることにワクワクする
・ブランドを自分でコントロールできていると思う

大きなブランドを持つ程その影響力は社内、社外問わず大きなものになり、自己効力感が高まるのではないでしょうか?

僕は、商品企画・マーケティングのキャリアが2012年からあります。大きなブランドを担当する魔力のようなものを目の当たりにしてきました。

この記事では、大きな(有名な)ブランドを持ったとしても認識しておかなければいけない考え方についてご紹介します。

この記事を読んでいただければ、大きなブランドを持ったとしてもそれが自身の実力なのか?ブランドの実力なのか?色んなパワーが働くことをまず知ることができます。自分の真の実力を上げたい方は是非最後まで読んでみてください。

ヒト・モノ・カネの裁量が大きい

まず既に積み上げられた大きなブランドには莫大なリソースが用意されていることが多いです。

このブランドの担当になるということは、その裁量を与えられるということになります。

ここで注意してもらいたいことが1つあります。

そのリソースは自分の実力ではない。ブランドの実力であるということを認識してほしいです。

売上の大きいブランドは、会社の要でもあります。資源が集中するのも当然です。

この当たり前を自分が特別な人間だから与えられていると勘違いしてはいけません。

できることも多いので非常に仕事がやりやすくなります。でもそれはブランドの後ろ盾があってのことだと認識して、謙虚に自分の実力を磨くことをオススメします。

協力的な人間しかいなくなる

前章と重なるところもありますが、ブランドが大きいと売上も大きいものです。

すると、それに関わる人間も多くなります。さらにその人たちは社内、社外問わず非常に協力的です。

社内の人間は何とかそのブランドを継続成長させたいので一生懸命です。

社外の人間も元々おおきな報酬が用意されているので一生懸命で協力的です。

ここで認識いただきたいポイントは同じです。

誰かが一生懸命なのは自分のためではない。大きなブランドの利益があるからということを認識してほしいです。

たくさんの大人、有名代理店の大人が自分の向かいたい方向に全面的に協力的だと自分の実力だと思いがちです。

もちろん全くないとは言えないのですが、少なくともそれは自分自身の信用で動いてもらっているのか?

ここは今一度振り返っておいた方が後々のキャリアにも役に立ちます。

何となく売れてしまう

僕のいる消費財の業界は特にそうですが、マーケティング4PでいうところのPlace(売り場)は非常に大事でして、店頭にあるのか、目立つ場所に置かれているのか?

この点は非常に大事なポイントになります。

そして大きなブランドは自社のセールスにとっても小売店にとっても大きな売上の源泉になるので、勝手に力が入ります。

つまりそのブランドで新味でもリニューアルでも新しいことをしてみても、大体それなりに売れます。(みんな売らないといけないので)

良くも悪くも何となく売れてしまうのです。

ここで認識いただきたいポイントも同じです。

売れたのは自分の実力ではないかもしれない。大きなブランドは売らないと周りが困るので勝手に売ってくれているということを認識してほしいです。

設定する目標によるのでしょうが、大失敗が起こらないように周りの人にお膳立てしてもらっているということを忘れてはいけません。

まとめ

大きなブランドを受け持つ際に認識をしておいていただきたいことについて紹介しました。

特に駆け出しの頃に大きなブランドをいきなり持つと自分が大きな存在のような錯覚に陥ります。

これは以降のキャリアを考えてもあまり好ましいことにはなりません。

もう一度最後に言っておきますが、『自分の実力と、ブランドの実力を混同しない』

もし大きなブランドを受け持つことになったときは、このことを認識しておくか否かで自分の成長も異なってきます。

以上、情報が役に立ったり、考えるきっかけになったら嬉しいです。

今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

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