マーケティング初心者が手段ばかりに走らないための考え方

マーケティング
・同じ個人事業主の競合のSNSは何故か活況で気になる
・LINEやメルマガで顧客接点を持てたが何をしていいか分からない
・顧客の導線をどのようにデザインしたらいいか分からない

こんな疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら、これは僕自身が大手上場企業のマーケティングに10年程携わった経験と、そして今では少しずつ他の方のスモールビジネスのマーケティングに携わることで普遍的なものが分かってきたからです。

記事の前半では”マーケティング”のスターティングとしての考え方(マインドセット)を解説しつつ、記事の後半では「集客・導線づくりのコンパス」に関わる考え方について解説します。

この記事を読み終えることで、あなたのビジネスにも取り入れられる一番最初のマーケティング思考(マインドセット)を手に入れられるので『あなたが最初に突き詰めた方がいいポイント』を次第に考えられるようになってきます。

是非最後まで読んでみてください。

背景と前提

今回の記事は、友人のマーケティングセミナーに参加をひょんなきっかけで参加させてもらっていることです。

個人のビジネスを大きくするためのマーケティング講座というものです。

そこでは既に個人レベルでビジネスがスタートしており、今後の展開に頭を悩ませている前向きな方が多くいらっしゃいました。

前提として、その講座に参加されている方々は既に自分のビジネスを展開しており、それだけの行動力や稼ぐ力があるということ率直にリスペクトしています。

WHY?<なぜそれをするのかを明確にしよう>

ここまで読んでいただいている方は、冒頭のお悩みに共感したか、個人でビジネスを始めようとしたときのスタートを確実なものにしたいという方ではないかと思います。

冒頭のお悩み例の代表として、SNS運用、情報発信の仕方、SEO・MEO対策、顧客への販売する商品構想。

これらは全てマーケティングという大きな枠組みの中では手段の一つでしかありません。

「手段」とは何かということですが、マーケティングは常にOBJECTIV(目的)・WHO(誰に)・戦略(何を)・HOW(どうやって)という思考を分解して繰り返すことをします。

① OBJECTIVE(目的)
② WHO(誰に)
③ WHAT(何を)
④ HOW(どうやって)←ここが「手段」

この①~④の繰り返しです。

つまり。SNS運用、情報発信の仕方、SEO・MEO対策、顧客への販売する商品構想をどうしたらいいか分からないと悩んでいる方。

このケースに当てはまる場合は①~③を明確にできておらず、思考が足らない可能性があると考えます。

WHY?を考えましょう。「なぜ、アナタはそれをやろうとしているのか?」

この「そもそも何がしたいんだっけ?」という思考に立ち戻ることで「手段」がクリアになっていきます。

WHERE TO PLAY<商圏を意識しているか?>

もう今や個人の時代です。

今までは情報発信や影響力は特定の業界や企業、機関でしか持つことができていませんでした。

現在はSNSの発展によって誰もが情報を発信して何者にでもなれるようになりました。

ビジネスにSNSを活かしたいというのは当然でしょう。

ただ前述したとおり、SNSやメルマガも基本的には「手段」です。「手段」なので役割は様々です。

この「手段」の講じるときに意識したいのが『どこで戦っているか?』です。

SNSは「いいね!」や「ハート」を集めるゲームではありません。(ファンを厚くするという意味では大事かもしれませんが)

SNSをするのであれば、アナタの商品を買ってもらえるターゲットにリーチし、商品を買ってもらえるように行動をデザインすることが先決です。

つまり、アナタの商品を買ってもらうということは、アナタの商品が届く範囲の人にリーチすればOKということです。

要するに店舗完結型のビジネスではSNSのフォロワーや「いいね!」が少ないのも問題ないなく、大事なのはどれだけ商圏にいる見込み客を取り込めているか?ということです。

物販やコンテンツをビジネスとする場合は、その逆です。広い認知を取る方が見込み客を増やすことができるでしょう。

HOW TO WIN<何が目的、目標かを意識したい>

・LINEやメルマガで顧客接点を持てたが何をしていいか分からない
・顧客の導線をどのようにデザインしたらいいか分からない

この部分をお悩みの場合は、「HOW TO WIN」どのようにして顧客を制するのか?

目的や目標の意識を強くしてみた方がいいと考えます。

フェーズによって手段や考え方は異なります。

例えば、顧客接点があるのにどうコミュニケーションしたらいいか分からない場合。

この場合は、顧客とのエンゲージメント(信頼関係や友好関係)を強固にするために自社の価値観を伝えるコミュニケーションが適切かもしれません。

そうすることで、より自社にとって価値観を共有できた太い顧客関係を築くことに繋がり、次の商品購入への確率が高まっていきます。

この価値観というのは、自社が大切にしていること。それがブランドであり、コミュニケーションをとることでブランディングに繋がります。

まとめ

いざ、ビジネスにマーケティングを取り入れようとすると「手段」に走りやすくなります。

「手段」を取っていくのが問題ではありません。

『WHY(なぜやるのか?)』『そもそもの目的は何だったか?』『自社が大切にしている価値観(ブランド)は何だったか?』

マーケティング全体で言うところの目的や戦略を考慮したうえで「手段」を取っていくとやることも明確になっていきます。

以上、情報が役に立ったり、考えるきっかけになったら幸いです。

今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

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