【実は深い?】コロナ禍で考え直すウィルスとの付き合い方【アンパンマン考察】

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今回は、もう新型コロナウィルスが猛威を振るってからかなり時が経ちますが、こういうタイミングだからこそ改めて見つめ直したいと思います。まだまだ自分が伝えたい本筋の内容には到達してないのですが、ウチの子供が毎日見ている『アンパンマン』を考察していきたいと思います。

今は薄口評論家として紹介される杉村太蔵さんがどこかの番組で言っていた「アンパンマンは菌との共存の話で深いんだ!」という言葉も頭の隅に残っているので、考えていきたいと思います。

あくまで個人的な考察と解釈ですので、そこはあしからず。。

それでも先に結論!アンパンマンは菌・ウィルスとの共存共栄の話だと思います!では、それぞれの役割と共に考察してみます。

実は面白いキャラクターの役割

バイキンマン

皆ご存じ『バイキンマン』ですね。毎度毎度、アンパンマンにやっつけられます。彼はまさしく『菌・ウィルス』の象徴ですね。日々の平和の暮らしの中、いつでも、何かにつけてアンパンマンワールドの住民の前に現れては嫌がらせをしていきます。そうしてるところを皆大好きアンパンマンがやってきて、アンパンチをかましてやっつける訳ですね。毎回、ストーリーもこんな感じでめでたし、めでたし。

子供から見たら『バイキンマン』=悪い奴で正義の味方アンパンマンがやっつけるという構図でシンプルだと思います。でも、僕はもと深い設定があると思います。先ほど述べたように『バイキンマン』は『菌・ウィルス』の象徴と考えると、日々の暮らしの中、どこからともなく生活を脅かしにくるという設定はとても理にかなっていると思います。

そして、アンパンマンにやっつけられるところ、ここ!皆さん、アンパンマンがバイキンマンを本気で倒したところを見たことありますか!?毎回、ふっ飛ばして退けているだけですよね?

ここに作者が考える『菌・ウィルス』との付き合い方が反映されているんじゃないかなーっと思ってます。つまりは、バイキンマン(菌・ウィルス)は本当の意味で消滅させることはできなくて、菌・ウィルスとは共存して付き合っていくものなんやでってことです。

まあ、オリジナルの絵本では一回だけ歯磨き粉と歯ブラシで消滅させられてましたが。。(次の巻で復活していたので、ここはOKとしましょう)

ドキンちゃんとコキンちゃん

彼女たちは幅広い子供たちにアンパンマンの世界を楽しんでもらうように生まれたかもしれませんが、もう少し違う意味合いを持たせたようにも考えられます。

ドキンちゃんは、バイキンマンと割とセットで登場しますが、暮らしてる人に悪さをしょうとはあまり関わって来ないですよね?そんな『菌・ウィルス』もいるわけです。本当は心の病に関係するかなーっとも思いましたが、残念ながらしょくぱんマンへの片思いだけで誰かを煩わせることはありません。

コキンちゃんの設定はもっと面白いと思います。コキンちゃんは、もはや子供たちと一緒に遊んだりして生活もしてますよね?弱い菌・ウィルスはそれだけ身の回りに身近にあるものというメッセージとも取れます。しかも、機嫌を損ねると泣いて、それがいとも簡単にうつってその人は泣いてしまうと。軽微だけども、そういうものは非常に密接な関係にあるんだなと思い知らせれます。

ホラーマン

彼は『死』の象徴だと思います。バイキンマンたち『菌・ウィルス』と共にすることが多いけども、ホラーマンは彼らにくっついているだけで直接何かをするわけではありません。アンパンマンたちも「出たな!ホラーマン!許さないぞ!」なんて、一言も言ったのを聞いたことありません。つまり、ホラーマンの象徴する『死』は、それだけ誰のもとにもやってくるし、『死』を直接退けたり、戦うこともしない、ましてや倒されることすらない。ただただ、誰もが平等に付き合っているしかない。そんな役割をホラーマンは教えてくれていると思います。

アンパンマンはワクチンなのか?~ウィルスとの付き合い方~

どこかのSNSで「アンパンマンは暴力でバイキンマンを制して、バイキンマンの悪事の根源に目を向けようとしていない」というものを見た記憶があります。そうと言えば、そうだが。。という印象でした。

何故かというとバイキンマンは『菌・ウィルス』ですから、自分が生きるために他者を悪くいえば浸食する。ここに理由はないと思うんですよね。だってバイキンマンは生きるためにそれをしているから。つまり、別にバイキンマンに悪事を働く根源なんてあるようでないんですよね。

じゃあアンパンマンは今新型コロナでも開発が進んでいるワクチンなのか?それも違うと思います。どっちかというとアンパンマンは自分たちの身体の防衛本能、免疫のような役割と考える方が近いと思います。だからアンパンマンはバイキンマンを退治しても完全に破ることはない。しかも、みんなの味方、呼べば来てくれるし、「愛と勇気だけが友達」でもやっていけちゃう。おまけに万能ではないので、弱点もあるし、自分の顔をあげて弱体化もしちゃう、だからよくバイキンマンにやられちゃう=健康状態としては悪くなってしまう。

それでも、新しい顔(=新品の栄養なり、違う形態)を得ることで再びバイキンマンに立ち向かい、そしてやっつけてくれる。

まとめ

どうでしょうか?アンパンマンって、すごく生活に密着した背景があるんじゃないかと思うし、ずっと本質的なルール(コンセプト)に乗っ取って愛されている、ある種のブランドじゃないかと思います。長くなるので、一旦置いておきますが、アンパンマンの顔なんてもの凄いブランドとして形状面で資産(エクイティ)を持ったキャラクターだと思います。

さて、ともあれバイキンマン(ウィルス)とは、切っても切れない関係なので、適度に付き合わないといけないということですね。手洗い、うがいをしっかりしてバイキンマン一派に身体を占領されないように自衛していきましょう!

それでは、今回はここまでです!ありがとうございました!

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