【ブランディング悪手?】ファミリーマート「ブロックサンダー」を考察

ブランド

皆さん、こんにちは。

・自分のところで何を提供するのが正解か分からない
・今は担当が面白いと思う企画だけをやっている
・むしろトップダウンの指示で商品づくりが先行している

こんな風に思っている方も少なからずいるのではないでしょうか?個人や極小規模で商売をされている方はそれでも最初はOKだと個人的には考えていますが、それなりに名が通ってきた会社だとマズイ傾向だと考えます。

こんな記事を見つけました。

ファミリーマート/ブラックサンダーの公式ライバル「ブロックサンダー」発売(流通ニュース)

僕は、大手の電機メーカーと食品メーカー合わせて8年ほどのキャリアがあります。特に現職の食品メーカーではブランド理念に沿った商品づくりとコミュニケーションがファンをつくっていくことを学びました。

この記事では、マズイ行動を取っているのは”ファミリーマート”であり、何でこの商品企画がメーカーでもない小売りにとって良い打ち手と言えないのかを解説します。

この記事を読んでいただければ、理念に沿った一貫性のある商売が必要であることを少しご理解いただけると思うので、是非最後まで読んでみてください。

そもそもファミリーマートの理念とは?

コーポレートメッセージは「あなたと、コンビニ。ファミリーマート」これが、会社のマークと一緒に打ち出しているメッセージです。

何かコンビニとしてお客さんと身近な存在になりたいと感じさせます。

あまり知られていませんが、企業理念から降りてくるかたちで”商品づくりの理念”というものも打ち出しています。

企業HPの理念IR情報を見ると「満腹・満足・健康」が方向性として打ち出されています。

ファミリーという概念からここに行き着くことが正解なのか?そこは分かりませんが、身近なファミリーのような存在にこういうものを提供したい考えは一つの方向かもしれませんね

次に「ブロックサンダー」が理念と致しているか見ていきます。

ブランドとその提供する商品が一致しないと存在意義が薄れてしまったり、お客さんが期待するサービスから離れることで気持ちも離れてしまうというのがブランドの特徴です。

なぜ「ブロックサンダー」が良い一手と言えないのか?

ファミリーマートの40周年に向けた企画として発売された「ブロックサンダー」は「ブラックサンダー」を作っているユーラク製菓さんが作っています。

恐らくユーラク製菓さんにとってはそんなにマイナスに働くことはないと思います。

問題はファミリーマート側ですね。

お気付きの方も多いかもしれませんが、前述したとおりファミリーマートの商品づくり理念は「満腹・満足・健康」です。

「ブロックサンダー」はここに見合ったオリジナルの企画になっているのでしょうか?

残念ながら「満足」くらいしか満たせていないように思えます。

つまり、せっかく40周年記念でオリジナルの企画を作ったのにも関わらずファミリーマートのブランドイメージを強化する商品にはなっていないということです。

「楽しい」というイメージは作れたかもしれませんが、ここはファミリーマートの求める理念には入っていません。

どんな企画が良かったのか?

これはあくまでジャストアイディアですが、もしファミリーマートが「満腹・満足・健康」を商品づくり理念として遂行するのであれば、以下のような企画がマッチしたかもしれません。

・大容量(満腹)、おいしい組み合わせ(満足)、ハイカカオ(健康)
・大きなサイズ(満腹)、厳選素材(満足)、素材の健康効果(健康)

これは本当に一例なので色んなパターンが考えられると思います。

ただ、本当にファミリーマート自体が本気で理念に沿って競合コンビニと違ったブランドイメージを作ろうとしているか?

ここに疑問を持たざる負えない打ち手だったことは、普段ブランドマーケティングに携わる身からするとクエスチョンが飛ぶ企画でした。

まとめ

商品を持つメーカーにブランドという考えは付きまといがちですが、それなりの規模の小売りになると小売りにもブランドイメージがついてきます。

ユニクロ、ビームス、久世福商店などなど。ここで買えるものは皆さんも何かの期待を持って足を運んでいないでしょうか?

これが小売りのブランド資産です。

コンビニ業界は日本で非常に大きな勢力を持った市場です。主にセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの3社です。

どこに行っても一緒とは思わせずにここで買いたいと思わせるブランド形成が増々必要になってくると考えています。

以上、何か情報が役に立ったり、考えるきっかけになったら嬉しいです。

今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

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