SHARP透明ディスプレイに期待する生活者の課題解決

考察

皆さん、こんにちは。

もうコロナ禍になってほぼ1年が経ちましたね。身の周りの生活に変化はないでしょうか?

特にお仕事や学校で変化があったと感じる方、これからの生活環境やビジネスについて少し考えさせられるものを発見したので、ご紹介させていただきます。

SHARPの『透明ディスプレイ パーテーション』が「CEATEC AWARD 2020」のニューノーマルソリューションズ部門でグランプリを受賞しました。

しかもそれが昔一緒に仕事をさせてもらっていた方が関わっているということでちょっと興奮しまいた。

このことから考えられる、我々の生活の変化とこの技術の活かし方に期待したいことをまとめたいと思います。

CEATECとは?

CEATECとは、毎年10月に開催されるアジア最大級の規模を誇るIT技術とエレクトロニクスの国際展示会です。

幕張メッセで実施が恒例のようですが、この状況下なので今回はオンラインで実施されたようですね。

要するに電機・IT関連の最先端の見本市みたいなものという理解で大丈夫かと思います。

アジアといえども、韓国はサムスン、LG。中国系の企業に勢いがあることは皆さんもご承知の通りだと思うので、ここでグランプリを取ることの凄さが伝わったら幸いです。

透明ディスプレイ パーテーションとは

SHARPからのリリースもありますが、どんなものなのかは動画で見る方がオススメです。

「CEATEC AWARD 2020」は、CEATECの推進スローガンである「CEATEC 2020-Toward Society 5.0 with the New Normal(ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC)」のもと、「CEATEC AWARD 2020 審査委員会」が、出展者が事前応募した出展品・案件について、学術的・技術的観点、市場性や将来性などの視点から、イノベーション性が高く優れていると評価できるものを審査・選考し、表彰するものです。

ということなので、この『透明ディスプレー パーテーション』にこれからのニューノーマルを歩んでいくにあたり、素晴らしいポテンシャルがあると評価された訳ですね。

ちなみに動画の左の方が昔洗濯機の開発でお仕事をさせてもらった方です。

この技術に今後期待したいこと

SHARPはこういったモノづくりがとても得意な企業ですよね。

この技術はディスプレイに留まらず、ヒト起点での活用をどんどん進めて欲しいと思います。個人的な見解ですが、5Gの技術と合わさると可能になりそうな世界を紹介します。

正面にあるからこそ伝わるパーテーション

皆さん、アクリルのパーテーション越しにお喋りされたことはありますか?

アレめちゃくちゃ正面の相手の声が聞こえにくいんですよね。

ここで新たに「対面のコミュニケーションを阻害されたくない」というJOB(ユーザーの片づけるべき仕事)が出てきたとします。

実はコレって日本語だろうと英語だろうと同じだと思うのです。むしろ、「対面にいる相手とコミュニケーションが上手く取れる」となるとこのJOBの解決に役立ちます。

そうなると、例えば5Gで同時通訳がより発達した場合、正面にいる人の顔を見ながら映画の字幕のように喋った言葉がテロップで出てくる。なんていう未来もそう遠くないのかもしれません。接客でも役に立ちますよね。

今まで隔てることしか役割を果たさなかったパーテーションがより繋がるお手伝いをしてくれたらとても素敵な話じゃないでしょうか?

目の前にあるものを良く知るためのメガネ(スカウター)

メガネって何でかけているのでしょうか?

  1. 見たい視界(情報)をちゃんと知れない
  2. 光線や物体で目が傷つく
  3. 顔元のアクセントが足らず寂しい

大きくはこの3点かと思います。ちょっと乱暴ですが、大体JOBだと思います。

特に①何かは、コンタクトレンズやレーシック手術が手段として表れているためメガネの活躍の場面も一時期よりかは減ったと思います。

しかし、この透明ディスプレイと5Gが合わされば①のJOBの解決のどんなモノであっても視界に入れるだけで「見たい情報をちゃんと知る」ということが現実を帯びてきます。

簡単に足し算をするとGoogleレンズとメガネの合体です。そのため、「スカウター」の世界が近づきます!

(出典:ドラゴンボール)

メガネをかけることは「見たい視界(情報)をちゃんと知れない」ことの解決策の一つなので、「目の前にあるモノの情報を見るだけで知れる」というのは、ポテンシャルのある世界だと個人的には考えています。

まとめ

今後の展開は会社の人かこの技術を知った誰かのみぞ知るといったところですが、他にも色んな生活者の解決したいことに貢献してくれそうで楽しみです。

2020年の情報なので、ちょっとトレンドとしては遅かったですが、何か情報が役に立ったり考えるきっかけになったら嬉しいです。

今日はこのへんで。どうもありがとうござました!

 

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