【ネタバレ確認作業】ストーリーを売るマーケティング

マーケティング

皆さん、こんにちは。

今日は題名の通り<ネタバレ>を用いたストーリーを売るマーケティング。こちらを身の周りにあるサービスを用いてご紹介したいと思います。

ご自身のお仕事(家事でもOK)や商品・サービスは高く売るのも勿論ですが、まず買ってもらうということが大事になるのではないでしょうか?

売ることに困っていたり、手段を増やしたいと思われる方のヒントになると思うので最後まで読んでいただけると幸いです。

このネタバレをしてストーリーを売るマーケティング。新商品をこれからやっていく中ではとても大事な要素ですし、どこもこれをやった方がいいんじゃないかという内容だと思います。

ネタバレからストーリーを売るマーケティング

実は、ここで紹介するよりももっと前から実在する手段だとは思いますが、色んな角度の事例を交えるのでハマるものがあればと思います。

今日たまたまテレビ(有吉とマツコのかりそめ天国)を見ていたのですが、そこで言ったあることが色んなことに繋がってきました。

韓国ドラマってベタに起こって欲しいことが起こるからいいんじゃない?
こんなニュアンスの発言がありました。

 

そうなんです。僕らは起こることが分かっているベタな展開にお金ではなくとも時間というコストをかけて一生懸命見るのです。しかもそれが大ヒット。

ここから読み取れることは何か?

ヒットしているということは、僕らの多くは『答え合わせをストーリーで楽しむことが娯楽(サービス)』ということが主流になってきていると言えるのではないでしょうか?

僕は韓流ドラマの件から色んなものが既にネタバレ答え合わせマーケティングであることが繋がってきました。

時代の背景かとは思いますが、情報が溢れかえって、そして指先一つで答えが手に入る時代です。人は選ぶことに疲れている。

確実に知った内容を確実に楽しみたいというニーズがありそうな気がします。

クラウドファンディング

参加型、共創という観点も強いクラウドファンディング。

最近では大手で「CAMPFIRE」「MAKUAKE」がTVCMで認知が広がってきていると思います。

新しいサービスに対してユーザーが商品ができる前からお金を投資してサービスが完成させリターン(商品やサービス)を得るといったスキームです。

これだけだと参加型や共創型のモノづくりのような気がしますが、このクラウドファンディングには作る過程が発信されるためそれが見れる、むしろそれが楽しみという側面があります。

つまり、何が出来上がって得られるかはある程度分かっているのです。そこに参加して支援者という立場でその商品が出来上がる過程(ストーリー)を買っているという見方ができます。

ミルクボーイ

2019年のM-1。コーンフレークのネタで彗星のごとく現れ、決勝初出場にして優勝した漫才コンビです。個人的に大好きです。

よくよく考えるとミルクボーイのネタはネタバレだと思うのです。そしてその確認作業のストーリーに見入って時間を取って笑っているのではないでしょうか?

「オカンが好きな○○を忘れた」がきっかけですが、一番最初にその正体が分かります。

これって漫才では特殊なパターンだと思うのです。意表を突いたボケやツッコミを求めるのではなく、ただひたすら最初に答えが出てるコーンフレークについて掛け合い(ストーリー)を展開するという漫才です。

このタイミングで出てきてブレイクするのも必然かなと思うくらい、時代背景にマッチした漫才だと思います。

えんとつ町のプペル

お笑いコンビのキングコング西野亮廣が手掛けた絵本「えんとつ町のプペル」です。

この西野亮廣はネタバレの真髄に早く気付きそれを実行している日本人の一人だと思います。

2021年2月時点で累計発行部数が69万部と絵本業界ではかなりのヒット作になっています。

彼が絵本で気付きやったことを今回の話題に関するところだけ簡単に説明します。

「何で昔からある絵本ばかりが売れるのか?」という問いを立てたキンコン西野氏。

「お母さんは絵本選びに失敗したくないから自分の知っている絵本を買い与える連鎖があるからじゃないか?」という仮説を立てます。

ここでやったことが絵本のネタバレ。WEBで完全に内容を公開するといった施策を取ります。

要するにネタバレで内容を知ったお母さんお父さんを増やして、安心して絵本を買ってもらうという仕組みを作ったわけです。

この「えんとつ町のプペル」の絵本自体も確かクラウドファンディングでストーリーを売りながらアウトプットを制作。

そして、またそれを題材に映画化までのストーリーを売るといった取り組みをしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

  • 韓流ドラマ
  • クラウドファンディング
  • ミルクボーイの漫才
  • 絵本「えんとつ町のプペル」

ジャンルの違う例を挙げてみましたが、しっくり来る例があってネタバレによるストーリーを売るマーケティングが少しでも役に立ったら幸いです。

今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

 

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