就活で学歴フィルターをかける企業がオススメできないたった1つの理由

考え方

皆さん、こんにちは。

新卒入社をする就職活動の際、こんなこと思っていないでしょうか?

「志望するあの会社は自分の大学を学歴フィルターをかけてないだろうか?」

意中の企業がある場合、不安な方も多いと思います。

学歴フィルターがあるかないか?の問いについては、実体験を踏まえると確実にあると考えて良いです。

これは、特に大手企業の人事の手間を考えると説明会などの時点でフィルターをかけている可能性はあります。

いけないのは過度に高学歴の大学ばかりをフィルターしている企業です。

噂で聞いたことないでしょうか?東京大学やトップ有名私立しか内定者にいないという企業を。

でも安心してください。今日の話はこれでは終わりません。

むしろ学歴フィルターをしている企業はこちらから願い下げで大丈夫です。

その最大にして唯一の理由は、多様性が全く活きない会社である可能性があるからです。

それはアナタがこれから働いていくにあたり、自分自身の個性を活かしてくれる素地があるか?

この点に対して、過度に学歴フィルターをかける企業など入ってからも学歴だの派閥だので色眼鏡をかけた状態でしか個人を見れないからです。

そして、多様性を大事にする。これは紛れもない事実として実績があります。

この点について宇宙船というチームワークが非常に重要なNASAの例をとって少し詳しくご紹介します。

学歴以前に気を付けたい事例

NASAが実験の結果、チームワークを高める組織の作り方について興味深い結果を発表しています。

それは

男女混合編成こそ、最強のチームである

ということです。

理由としては、女性が得意とするチームをまとめるコミュニケーション力、そして男性が得意とする目的を成し遂げる力が組み合わさるためだそうです。

少し話は逸れますが、学歴以前に性別にフィルターがあるような企業は高いパフォーマンスを発揮することが難しいと考えます。

均質性よりも多様性が大事

これはとある本で見つけた内容ですが、

実際、NASAのアポロ計画(初めて月に行くという計画ですね)に携わったチームを分析した結果があるようです。

そこでは、

高い能力を持った同質の人材からなるチームよりも、平均的な能力の異質な人材からなるチームの方が高いパフォーマンスを示した。

こんな結果があるようです。

例えるならば、東大だらけの集団よりも多様な人材が集まったチームの方が良い成果が出せるということです。

まさに『三人寄れば文殊の知恵』状態ですね。

この多様性は僕自身が大手の企業に10年以上勤めていますが、めちゃくちゃ大事だと思っています。

似たような学歴が揃うと自ずと育ちや生活環境も似たような経験が多いです。こんな人たちばっかりが集まってもそんなに面白いことが起こる期待はできません。

多様性があり、かつそれを認める風土があってこそシナジーが起こって良いパフォーマンスに繋がります。

まとめ

短くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

多様性についてはあの世界最高峰の頭脳が集まるNASAが証明してくれています。

つまり、これからの事業運営では多様性を認める風土がなければ競争に勝っていくチャンスを失っていくという訳です。

もし学歴フィルターにアナタが怯えているのであれば、そんな企業はこちらからお断りするくらいの気持ちで十分です。

ご自身の個性を活かし、多様性を認めてくれるチームで力を発揮する方がはるかに実りのある仕事をすることができます。

安定、ネームバリューなど人それぞれ目的は違うと思いますが、どうか自分の環境を攻めずに前向きでいて欲しいと思います。

以上、情報が役に立ったり、マインドセットの役に立ったら嬉しいです。

今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

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