ブランドのコアバリューとパーパスの考え方

ブランド

皆さん、こんにちは。

このブログでは基本的には、自分の気になった商品、サービスの考え方を自分なりの新しい目線で解説し、サービスの向かう方向性や向かって欲しい方向性を発信していきます。

読者の皆さまには、自分の携わる仕事、サービスや商品の捉え方を変える気付きになれたら嬉しいです。というには、電機メーカー、食品メーカーの商品企画・マーケティングの仕事を通して、日本のブランディングやマーケティングって海外と比べて弱いなと思ってます。そんなブランディング・マーケティング弱者の日本メーカーに居ながらの発信ですが、少しでもJAPANのモノづくりやサービスが良くなるように微力ながら発信していきたいと思います。いいなーっと思ったら、親しい人にもシェアしていただけるとこれ幸いです。

今回は、端的に言うと雑記です。今の会社で新しい考え方で「社会に貢献しよう!」というような取り組みがスタートしているので、その中で思うことを徒然なるままに書きたいと思います。

ブランドのコアバリューとパーパス

横文字ばっかでよく分からないですよね。分かっている人でさえ、今ブランドのコアバリューとパーパスにどんな違いがあるのさ!と、言うてるところです。

ブランドのコアバリュー

簡単に言うとそのブランド自体がどういう存在で価値のあるものであるか?その核(Core)になるものという考え方です。ブランド起点でユーザーにどんな存在であるか?みたいな考え方です。これは、電通のハニカムモデルをベースにした考え方で、

  1. ブランドが何で差別できて認知できるのか?
  2. ブランドがユーザーにどのような満足感をもたらすことができるのか?
  3. ブランドはユーザーにとってどんな関係か?(ユーザーのペルソナやブランドの人格)

ここを踏まえたうえで、そのブランドがどんな提供価値があるか?を一言で表したものというわけです。

ブランドパーパスとは何か?

ブランドパーパスとは、ジム・ステンゲルさんという人が書いた『GROW』という本の中で詳しめに書いてくれている内容です。うまく言えているかは不安ですが、そのブランドが社会に存在する意義、ブランドの発足させた理念といった感じです。ブランドコアバリューとの違いは、コアバリューがブランド起点でユーザーにどう貢献できるか?ブランドパーパスはそのブランドで成し遂げたい世界、解決したい社会課題といった考え方が近そうです。

両方セットする意味はあるのか?

結論から言うと両方セットする意味はありそうです。というよりもブランドパーパスの方が上位の概念になるので、ここを抑えるというか、考えておかないとマーケティング活動の広さや展開の視野にも影響しそうです。

ブランドコアバリュー、ブランドパーパスは両方似た意味合いを持つ可能性もありそうです。そもそも会社の商品=統一されたブランド、例えばブランドバッグであるとか、『GROW』の中で紹介されていた<メソッド>という洗剤メーカーもあります。そこは割と考え方がスッキリしています。そもそもサービスを開始したときに理念があるORまあそれなりに近いタイミングで理念が設定された会社は、理念に沿ったサービスを展開する。これが大正解という考えになります。

それを実現していくことで、社会のニーズに応える体験を提供し、それが社会貢献に繋がる。そんなところでしょうか。

問題は、会社の理念が元々セットされていながら、会社の持つ商品ブランドに強い個性が持っているときどのように折り合いを付けていくのか?そもそもの会社の理念が整理、ルール化が明確でないと商品ブランド自体のパーパスにも大きな影響がありそうです。そりゃそうですよね!発射台の確度が最初から狙っている方向と微妙にずれていたら、射程距離が長ければ長いほど、思ってる到達地点とは偉く違うところに着弾しちゃいますもんね!

まとめ

まずは、会社自体の理念(進む方向)は、抑えておくべし。会社が社会に存在する意義ですね。そこに沿ったかたちで商品のブランドパーパスを整理する。このとき、既に商品ブランドがそれなりの資産(差別性・認識のできるかたち、機能、性能)があるのであれば、それは大事にすべし。その資産を活かしてブランドが社会に貢献できること、実現できることは何だろう?こう考えるのが良さそうです。

他、何か言ってた気がするけど忘れてしまった。思い出したら追記更新します!

というわけで何か考えるきっかけになったら嬉しいです!どうもありがとうございました!

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