【ブランド考察】ジャンプとサンデーの違い【世界に通用するコンセプト】

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皆さん、こんにちは。

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だんだん記事を連続投稿していると僕のアイデンティティーがバレていきそうですが、今回は【少年ジャンプ】について考察してみたいと思います。

結論から言いますと、少年ジャンプ作品は『努力・友情・勝利』に基づき描かれた漫画で世界中から受け入れられているコミック界のレジェンドですよ!日本の漫画は世界中にファンがいて凄いみたいなことは、『COOL JAPAN』という言葉が出てくるほど周知の事実です。世界に通用する日本漫画ブランドを築き上げたのは【少年ジャンプ】といっても過言ではないんじゃいかなーっと思ってます。

少年ジャンプとは、どこの何ぞやというところからみていきたいと思います。

小学館集英社プロダクション

分かる方はこの時点でもの凄い違和感を感じるかと思います。週刊少年ジャンプが集英社、週刊少年サンデーが小学館を出版しています。つまり、何かジャンプ、サンデー、マガジンって少年漫画の競合なんだろうなーと、思っていたら実はジャンプとサンデーは同じグループなんですよね。

というのは、『一ツ橋グループ』が親になり、最初は出版社として小学館が誕生。教育的要素が強かったので、娯楽の要素のある出版社として集英社が分離、という歴史があるようです。

理念

エデュテインメントを通じて、人生をより前向きに、より豊かに!

これが小学館集英社プロダクションの経営理念です。『エデュテインメント』は造語で、Education(教育)とEntertainment(娯楽)の合体させたもののようです。つまり、両誌ともこの理念に乗っ取った運営がされていそうですね。では、何でそこに同じターゲット層の週刊誌を存続させているか?という疑問に至りますが、ここは競争をさせるためというのが作戦のようです。

ジャンプとサンデーのコンセプトの違い

ジャンプの場合

個人的な見解も混ぜてになりますが、ジャンプのコンセプトは『努力・友情・勝利』。代表作に社会現象にもなっている「鬼滅の刃」「ワンピース」「NARUTO」「BLEACH」「ハイキュー」、流行り始めている「呪術廻戦」、昔の名作だと「ドラゴンボール」「キャプテン翼」「スラムダンク」等などたくさんの名作、そして世界中で愛されている作品が多いですね。

やはりコンセプトに沿った作品がヒットしている傾向があるのではないかと思わされます。作品によりけりですが、最初はスターでもなんでもない普通の主人公が、周りの友人との関係、強敵と対峙したときの敗北を努力で乗り越え、最後には勝利を掴み取る。ベタベタなのですが、主人公と一般人な自分のスタートラインが同じで、徐々に主人公が成長していく姿を見ていくワクワク感、自分と主人公を重ね合わせることによる感情移入が起こり、物語にのめり込んでいくような感覚があります。

サンデーの場合

あまりサンデーは読んでなかったので、かなり抽象的になってしまいますが、代表作として赤塚不二夫、藤子・F・不二雄、手塚治虫などの漫画界の巨匠の作品があり、もっと時を現代に戻してくると「タッチ」「らんま1/2」、「MAJOR」「H2」「犬夜叉」「名探偵コナン」「ファンタジスタ」、「焼きたてジャパン」「金色のガッシュ」「マギ」とかが挙げられるでしょうか。

かなり考察がしにくいと言いますか、ちょっと過去の経緯から遡っても一つの雑誌としてコンセプトがブレてるんじゃないかなーという印象を受けます。少し具体的に表現すると恐らく創設当初の教育的要素や考えさせられる深い要素の漫画が代表的だったのに対し、段々とジャンプよりの『努力・友情・勝利』コンセプトが混ざってきているものの、割と最近の代表作の主人公を見ていっても最初からポテンシャルが高かくて、あまり負けない状態のままプロセスを描いているような作品が多いなという印象です。コナン君とか頭脳は大人の中でも最強ですもんね。

そんな作品が多い中、「金色のガッシュ」「マギ」のようにジャンプよりのコンセプトの作品があったりと中々どっち付かずだなーというあくまで個人的な印象です。もう少し割り切って筋を通してくれると少年サンデーのブランドとして求める作品やきっと漫画家さんも自分の作品を持っていく出版社を選びやすいんちゃうかなーっと思ってしまいます。今のままだったらジャンプ持って行って、アカンかったらサンデーに持っていくか。そんなシーンが目に浮かんでしまうので、あまりこの状態は良くないんじゃないかと思いますね。

まとめ

今回はいつもよりもましてフワッとした内容で申し訳ないのですが、コンビニとか書店に並んでいるたくさんの雑誌にも色んな考えが詰まっていたり、それぞれの特長と取るべき戦略があります。ふと、その雑誌を眺めていたりしたときに気にして読んでもらうと違った視点で考えられることがあったら嬉しいです。

結論、ジャンプのコンセプトは『努力・友情・勝利』のコンセプトを貫き続けて世界にも通用する作品を生み出し続けているとても凄い雑誌だということです!この考えを持ったままコンセプトをブラさずに漫画家さんや漫画を導いているスタッフさんは本当に考え方がよく浸透していて凄いと改めて感じさせられます。

今回はこんなところで、それではありがとうございました!

 

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