【商品企画】産学連携・インターンで学生に頭でなく手を動かしてほしい理由3選

マーケティング

皆さん、こんにちは。

・学生時代から社会の商品企画やマーケティングを経験したい(学生)
・就職活動を有利にするために取り組んで実績を残したい、残させたい(先生・学生)

こんな風に思われる学生や先生も少なくないと思います。実際、参加をすることも実績を作ることも多少なりアドバンテージになることは確かだと思います。

今回の話はこういった企画系を目指す学生だけでなく、全学生、新社会人にも役に立つ内容だと思っています。

ある日、産学連携の取り組みについて大学の教授と話をする機会があったのですが、何か僕の中で違和感を感じた言葉がありました。

「某ネット販売サイトのランキングで1位を取りました。という実績は、企業側にもインパクトがある。本当はランキングが細分化されていて上位が瞬間的に取りやすい側面もある。

僕は、大手の電機メーカーと食品メーカー合わせて8年ほどのキャリアがあります。企画を考える仕事をそれなりに続けてきましたが、就職活動で威張りの効く文句など本当の勝負の始まる就職後には意味があまりないと考えています。

この記事では、本当の意味で商品企画・マーケティング職を目指すならば、身につけておいて損のない頭ではなく3つの手の動かし方について紹介します。

この記事を読んでいただければ、より社会に出た後の仕事を前進させる力がつく内容として参考になると思うので、是非最後まで読んでみてください。

違和感の正体

教授との話でもっと違和感を感じたことは以下の発言だった。

「前回もお世話になっている企業は試作を1周間に1回作ってもらって、学生たちがコメントをしています」

どうでしょうか?試作とはこのときはお菓子のことなのですが、違和感はなかったでしょうか?

僕は学生が企画を考えたとしても、企業が学生に試作を作って学生がお客さんのようにコメントしてレビューする。この関係に猛烈に違和感を感じました。

これは料理研究家が味見して監修しているのと何ら変わらないと思ったのです。

それでは、学生たちが頭で企画を考えるだけではなく、実際に社会に出たときにトレーニングした方がいいことを「3つの動かす手」として紹介します。

頭ばかりで考えるな。手を動かしてほしい。

これは社会に出てから成功する企画マン、マーケターが恐らく教わるでもなく自然とやっていることです。

彼らの仕事には何故か説得感や実現の希望が見いだせる。それは何故か?頭だけではなく手も確実に動かしているからです。

これが誰でも真似ができるし、トレーニングしておくべきことだと考えています。

思ったことを紙に手書きしてみる

まず、考えたことは直感的にメモやイラストにしていくトレーニングです。

これはできているケースも多いと思いますが、あえて大事なので書かせていただきます。

企画が煮詰まる。何をしていいか分からない。この状態は本職のマーケターでも起こります。このままにしても何も進みません。

とにかく自分の頭の中を文字に起こしてみる!できるだけ瞬間的に、直感的に行うのがオススメです。いわゆる「0秒思考」ですね。

思った企画を自分の手で作ってみる

これはモノづくりのメーカーの方がイメージしやすいかもしれませんが、プロトタイプを自分の手で作って試すということです。

サービスでも似たような環境を作ってロールプレイングするという方法もあるでしょう。

企画を思いついて発想・発言するだけでは「0から0」のままです。

本当にトレーニングすべきなのは「0から1」にとにかくやってみることです。こんなチャンスが巡ってきたのにやらないのはもったいないです。

多少お金もかかるでしょう。でも、お金があまりかからない方法について知恵を絞りましょう。泥臭いですが、これがお客さんにとっていい商品を届ける条件にもなってきます。

実現可能性があるのか自分の手で調べてみる

少し無理やりですが、今は手元で何でも調べられる時代です。調べて、足を運んで、五感で感じましょう。

これは現役のマーケターでも机にかじりつきがちで十分でない人も多い課題です。

画面越しの様子や数字を見るよりも遥かに有益なインプットが自分に入ります。空気感、味、見た目、周囲の人の様子、全て貴重な情報です。

最初は何となくで全然OKです。繰り返しこのトレーニングをすることで、点と点が結びつくそんな瞬間が増えていきます。

まとめ

今回、僕が聞いたお話はあくまで一例なので全てで当てはまる事例ではないと思います。

ただ身近でこんな事例があったので、これを目にしていただいた皆さんにはより良い経験となるように上記の内容を実践していただきたいと思いました。

これは現役のマーケターが実務とアクションする内容です。ゴールは就職ではなく、その先で自分が価値提供するお客さんがいるということを忘れずに望んでいただければ即戦力の思考が身につくはずです。

以上、何か情報が役に立ったり、考えるきっかけになったら嬉しいです。

今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

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