皆さん、こんにちは。
商品企画のお題に限らず、販促プロモーションなどのアイディアを考えること自体が苦手な方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
少しでも当てはまる方は、効率的なアイディアの出し方の一例を紹介するので是非そのまま読んでみてください。
とか言う宿題にもスッと対応できるようになると思います。
アイディア出しの前提
さっきのような宿題が振られたとき、予め念頭に置いておいた方がいいポイントが2つあります。
- アイディアを考える前提条件は十分か?(ペルソナが定まっていると好ましいですね)
- アイディアに絶対の正解はない。(恥ずかしいアイディアなんて一つもない)
①のペルソナは大きく言えばターゲットのことです。
このターゲットに関する内容は、過去記事で触れているので良ければそちらを参照ください。
②はアイディアの大原則だと思います。むしろ、どんなアイディアでもウェルカムでないアイディア会議に意味はありません。あり得ないアイディアもアリなのです。
逆にそんな空気を作らないように自身も気を付けていきましょう。
効果的なアイディアの作り方
商品や販促のアイディアは何のために作るのでしょうか?
それはユーザーに自身や自社の商品を使ってもらう「行動スイッチ」を入れてあげるためです。
つまり、何でもいいからアイディアを考えるというのも策の一つですが、時間もたくさんかかってしまいます。
ユーザーの「行動スイッチ」に関するアイディアを集中して出すことで効率的かつ具体的なアイディアを出すことができます。
行動デザインのツボ
全部で18個あります。
と、言われても半分くらいの問いにアイディアが出せればクリアできてしまいます。
- 食べ物にすると人は動く
- 帰属意識を刺激されると(郷土愛で)、人は動く
- サイズを変えると(大きく/小さくすると)、人は動く
- 対決させると、人は動く
- 対比があると、人は動く
- 選択(投票)させると、人は動く
- 急かされると、人は動く
- 限定されると、人は動く
- 挑発すると、人は動く
- 現場が来てくれると、人は動く
- 体が動くと、人は動く
- 子供ごころで、人は動く
- お墨付きがあると、人は動く
- ファッションで、人は動く
- 本気が伝わると、人は動く
- お膳立てされると、人は動く
- 口実があると、人は動く
- 名前を付けると、人は動く
テーマと何を組み合わせるかは自分次第になりますが、ユーザーは本当は何をしたかったのだろうか?
「ドリルと穴」の関係ですね。ここを考えつつ、本質的にユーザーがしたかったこととそれを誘発させてあげるスイッチ(アイディア)があると具体的になってきます。
【オススメ】離れていてもできるアイディア出しツール
こういったアイディア出しの時間によく行われる「ブレインストーミング」という、付箋を使った短時間のアイディアラッシュがあります。
この記事を書いている2021年現在はコロナ禍ということもあり、頻度よくできない場合もあると思います。
そんなときにオススメのツールが「miro」というオンラインホワイトボードソフトです。一定数のテーマは無料で扱えるので非常にオススメです。
ZOOMなどのオンライン会議ソフトと組み合わせれば、その場で話をしているように付箋を貼る感覚でアイディア会議ができます。
ちなみに英語のソフトですが、とても使いやすいので怖がらないでください。。
まとめ
以上、考えるテーマが決まった後の効率的なアイディア出しの方法の一つである「行動デザインのツボ」と昨今のオンライン状況下でもアイディア会議ができる「miro」をご紹介させてもらいました。
なかなか考える取っ掛かりがなく、正解もないアイディア出しの世界ですが、このようなきっかけで少しでもクリエイティブになっていただけたら幸いです。
何か情報が役に立ったり、考えるきっかけになったら嬉しいです。
今日はこのへんで。どうもありがとうございました!
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