皆さん、こんにちは。
まだまだキャリアの浅い人間ですが、色んな機会を通して「マーケティングとは何か?」について考えていただきたいので今回はこんなテーマでお話させていただきます。
この記事を読んでいただければ、世の中にマーケティングと呼ばれるものが2種類存在することが分かります。
そして、僕なりのオススメの解釈もお伝えしますので、是非最後まで見ていってください。
きっかけはTwitter
アカウントなどは伏せさせていただきますが、こんなTwitterの投稿に出会いました。
マーケターは「プロダクトが大事。」という話はしないからマーケ業界にいると疎かになりがちだけど、マーケよりも圧倒的にプロダクトが大事ですからね。
需要のない商品、差別化されていない商品、強みがない商品をあまりお金をかけずに売るのはマーケティングどうこうの話じゃない。
こんな投稿だったんですね。
僕はこの投稿にニュアンスは共感。でもまずマインドセットからして根本的に全く違うことを思っています。
マーケティングの2つの解釈
何故、恐らく同じマーケティングに関わりながら根本的に違う思想が生まれるのか?
ここで皆さんには世の中的なマーケティングの解釈が2種類あることを理解いただきたいです。
- どうやって売るか?販売促進やプロモーションをマーケティングと呼ぶ
- 顧客のJOBやインサイトに基づき、商品作りから顧客が手に取るまでをマーケティングと呼ぶ
大手の会社でも部門の機能がそれに特化しているものもあるので、片方が一方的に間違っているという話ではないと思います。
①は言葉の通り「Market(市場)」に働きかける「~ing」で、商品をいかに売るかを考えることをマーケティングと解釈しています。
②はもっと拡大解釈しています、お客さんの困っていることを見つけるところからがマーケティングだという考えです。
オススメの解釈
Twitterの事例を見ていただいたら察しがつくと思いますが、僕は『②顧客のJOBやインサイトに基づき、商品作りから顧客が手に取るまでをマーケティングと呼ぶ』方をオススメします。
事例にあげたTwitterは「プロダクト(商品)」と「マーケティング」が切り離されて考えられています。
典型的な販促・プロモーションをマーケティングと捉えている人の考え方だと思います。
とても狭い解釈だと僕は思っています。良く言えば「もったいない」解釈です。というのは、市場に働きかけ売上をあげるということは少なからずお客さんのために施すということです。
そのお客さんのことをちゃんと想定して施策を考えた方が、買ってもらえる確率は高くなりそうじゃないですか?
もっと立ち戻るとお客さんのことを想定して商品を作った方が、世の中のためになると思いませんか?
そうなのです。結局はお客さん、そのお困りごとを起点に商品・プロモーションを考える全てが「Market(市場)」に働きかける「~ing」マーケティングなのです。
つまりは、マーケティングは企業活動、経営のようなものです。
まとめ
読んでいただいているアナタがどの種類のマーケティングと解釈もしくは従事しているか分かりません。
しかし、マーケターがプロダクトやサービスをマーケティングから切り離すなんていう悲しいことはしないで欲しいです。
お客さんのお困りごとに対し、企画を考え、商品を設計し、作り、届ける、この全てがマーケティングであると認識していただけると幸いです。
以上、何か情報が役に立ったり、考えるきっかけになったら嬉しいです。
今日はこのへんで。どうもありがとうございました!
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