【強いて言うなら○〇】商品企画・マーケティング就職に必要な能力

マーケティング

皆さん、こんにちは。

・メーカーの花形である商品企画、マーケを目指したい
・自分の作ったもので世の中に貢献したい
・でも、自分にそんなアピールできる才能がない。。

商品企画やマーケティング職を志しても、あまりの競争の激しさや目指す人間のキラキラ感で「こんなところで戦えるのか?」と不安を覚えた経験はないでしょうか?

僕は、大手の電機メーカーと食品メーカー合わせて8年ほどのキャリアがあります。実は、最初は人事からキャリアをスタートしてますし、転職もして共通して商品企画・マーケ職で役に立つ能力を客観的に見ることができました。

そこでこの記事では、これから商品企画・マーケ職を目指す人が強いて言えば抑えておくべき能力について紹介して、これからのマインドセットについてお助けします。

この記事を読めば「業界を超えても商品企画・マーケ職で必要とされる能力」について知ることができます。

よくある勘違い

会社説明会や他の就活のサイトとかでは、

  • 「アイディア発想力」
  • 「トレンドキャッチ力」
  • 「リサーチ能力」
  • 「データ分析力」

こんなことが紹介されて自分に足らないものを思い知らされて諦めていないでしょうか?

実務経験を積んでいる僕の視点から言わせてもらえば、半分正解・半分不正解。否定もしませんが、必須の能力ではありません。

理由は非常にシンプルで商品企画・マーケティングはチームで行うからです。つまり上記のような能力はあるに越したことはないが、なくても違う部署やメンバーで補い合えば問題ないのです。

『三人寄れば文殊の知恵』というように、ハイスペックな人間の集まりより、平凡でも異質な人間の集まりの方がパフォーマンスが高いことはあのNASAが証明してくれています。

世間一般で言う商品企画・マーケ職で求められる能力は全て一人で兼ね備えなくていい。

では、強いて言うなら何があった方が役に立つのか?そして、アナタ自身は何を知るべきなのか?

この2点について詳しくお話します。

実務的に強いて言うなら必要な能力3選

これは2社を渡り歩いた僕の主観ですが、お話しさせていただきます。

商品企画・マーケティング職で言うなら以下の3点です。

リーダーシップ

商品企画・マーケティング職は会社の中心のような存在で他部門のハブのような存在になることが多いです。

会社によりますが、意外と関係部門はインナーな仕事だったり、営業部門は得意先に視線が行きがちなので会社や担当の事業、商品が進むべき方向に目が向かない場合があります。

もし、アナタが商品企画・マーケティング職を狙うのであれば、間違っていたって全然OK!とにかく担当商品が進むべき方向に皆の目線を向けて1ミリでも押し進める根気が欲しいです。

コミュニケーション

めちゃくちゃ当たり前のことですが、これができない人が多いのです。馴れ合いは良くないですが、「仲良く」しましょう。

商品企画・マーケは一人でやる必要もないのですが、一人でもできません。

リーダーシップとも関係しますが、誰かに動いてもらうのに全員と仲良くする必要もありません。

他部門が動かなければ、上司との関係を良くして動かしてもらう。上司と喋りたくなければ、他部門のキーパーソンと関係を良くする。

人間ですからパーフェクトにはできませんが、原因自分論で何か自分から変えられるところからコミュニケーションを取れることが求められます。

背景を読む力

ピンと来にくいですが、これが一番大事だと思っています。

よく「何故を繰り返せ」と言うのが近いかもしれません。

例えば、担当商品が前年比120%の成績で売れているとします。「好調なので、このまま売ります!」では良くないのです。

必ず前の年よりも20%分伸びた理由があります。

  • 置くお店が増えた
  • 観光客などが増えてお客さんが増えた
  • 商品のコピーを変えたのでそれがお客さんに響いた

挙げ出すともっとありますが、ここを数字だけに捉われずに「何でこれが起こったのか?」「今のお客さんはどう感じているのか?」ここを冷静に見抜く力がとても大事です。

この能力をアピールするには日頃から深く早く考えるクセを付けておくとアピールできるエピソードに繋がるかもしれません。

アナタ自身は何を知るべきか?

前述したとおり、商品企画・マーケティング職は一人で全ての能力を持つ必要がありません。

ただ自分にどんな能力・才能があるかは客観的に知っておいて損はありません。

就活生・社会人に共通してオススメの書籍

まず、自分の能力・才能について知りましょう。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

これは僕の在籍した2社でも共通して書籍を購入してテスト結果を出しました。自分が何に才能があるのかTOP5が分かります。

自分の得意なことは意識をしていないことが多いので改めて言われるとハッとさせられます。オススメです。

次に自分の本当にやりたいことをハッキリさせておきましょう。

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

こっちは今回の目的からするとできればでOKです。本当は商品企画・マーケティングに憧れているだけかもしれません。

ちゃんと自分の意志を明確にできれば、おのずとパワーも一点集中できます。

社会人にオススメなこと

これは商品企画・マーケティング職を途中から目指す社会人にしか使えない技です。

人材のスペシャリストに聞くという手段です。

社内の人事担当でもOKなのですが、世間一般で求められる商品企画・マーケティング職像という点で転職エージェントを使いに行くとう手段もオススメです。

転職自体はリスクを伴いますが、転職相談はタダです。

今までの利用経験から、

・20代なら『DODA
・30代以上やハイキャリアなら『JAC Recruitment

ここの2社は無理やりに転職を勧めることなく、キャリア相談に乗ってくれるので今の自分が理想の職種に何がマッチしていて、何が足らないのか?

客観的な目線で教えてくれると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

商品企画・マーケティングに世間一般で言われる能力はさほど重要ではなく、強いて言えば3点

  • リーダーシップ
  • コミュニケーション
  • 背景を考える力

これはがあると実務的には素晴らしいこと。

そして、自分本来の能力・才能、本当にやりたいことに気付くことの大切さを紹介させていただきました。

以上、何か情報が役に立ったり、考えるきっかけになったら嬉しいです。

今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

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