【商品企画の進め方】コアターゲットを設定する3つのメリット

マーケティング

皆さん、こんにちは。

・ターゲットを絞ると買う人が少なくなりそうで怖い
・色んな機能を付けてお客さんに手に取ってもらうようにしたい
・ターゲットが狭いと怒られる

商品開発や企画、マーケティングに関わると、商品を作る際に迷いが生じるところではないでしょうか?

僕は、商品企画・マーケティングに8年ほどのキャリアがあります。何でもできる商品がどうでもいい商品になりがちであることは身をもって体験しています。ターゲットを絞るということが危険ではないことをある言葉を知って納得しました。

この記事では、商品設計やコンセプトを作るときにターゲットを絞ることのメリットについて理由を3つにまとめます。

この記事を読んでいただければ、ターゲットを絞る=コアターゲットを決めることについて積極的に考えられるようになります。上司を説得する材料にもなるかもしれません。是非最後まで読んでみてください。

波及効果というものがある

そもそも何故コアターゲットを据えることが大丈夫なのか?を説明します。

それが『波及効果』という考え方です。

例えば「朝食を食べない、女子高生」という風にコアターゲットを定めたとしましょう。

一見すると、人数だけ計算するとめちゃくちゃ少ないような印象があるかもしれません。

でも、大丈夫です。コアターゲットは静かな水面に水滴を落とす一点だと考えてください。

コアターゲットは「朝食を食べない、女子高生」ですが、近い属性の大部分も拾えるというのが波及効果のポイントです。

上の図でいくと赤色の「朝食を食べない、女子高生」がコアになるとすると、中学生や大学生にも同じく「朝食を食べない」人が一定数いるはずですよね?

ここが全員ではなくとも波及効果で狙える射程圏内の人たちです。

同じ「女子高生」でも「朝食を抜く日もある」人もいるでしょう。完全に朝食を食べない人よりも刺さりにくいかもしれませんが、ここも似た境遇の人なので波及効果の射程圏内だと考えられます。

さらに裏側には「男子高校生」もいるので実はもっと波及効果が狙えます。

このように一点のコアターゲットを狙ったとしても似たお客さんも巻き込むことができるという考え方ができるので、ターゲットは絞り込んでも問題がないのです。

商品設計がシャープになる

コアターゲットを決めることで商品を届けたい人が明確になってくるので、アイディアがシャープになってきます。

つまり、商品を設計する段階からターゲットが絶対に欲しくなる商品を作ることだけに注力できます。

そんなに全振りして他のお客さんは逃げないの?という心配があると思います。

大丈夫です。同じような価値観を持った人は年齢性別問わずに必ず存在し、共感してくれるので問題ありません。

もし今回の例で「女子高生だから色をめっちゃ可愛く」という風にしたのに売れなかったということがあれば、それはそもそも”朝食を食べない女子高生”に対する価値観の理解が足らないということが問題です。

施策もシャープになる

商品と同じ理屈です。

コアターゲットを決めることで商品を届けたい人が明確になってくるので、アイディアがシャープになってきます。

商品を作りっぱなしでは売れませんので、どこで売るのか?そんな販促施策を打つのか?

ここについてコアターゲット中心に考えることができます。

例えば、売る場所(チャネル)だと女子高生が寄りやすいであろうコンビニが適しているのではないか?

彼女たちに商品の存在を知ってもらうには、良く使うスマホのSNSやアプリを経由した情報発信がいいのではないか?

等など、施策についてもイメージが膨らませやすくなります。

これはターゲットがオールターゲットになってしまうと、全てにリソースをつぎ込むことになってしまうので非効率かつ効果的でもありません。

まとめ

コアターゲットを設定することのメリットについて説明しました。

・波及効果が得られる
・商品設計がシャープになる
・施策がシャープになる

以上の3点ですが、2つ目と3つ目はアイディアが磨かれやすくなるという点においては同じかもしれません。

色んな人や部署が「あれも!これも!」と言い売る人の範囲を広げたり、機能を拡張したがりますが、これをすればする程に誰に売っていいか分からない商品になるので注意しましょう。

以上、情報が役に立ったり、考えるきっかけになったら嬉しいです。

今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

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