日本とイギリスの教育の違い

雑記

皆さん、こんにちは。

このブログでは基本的には、自分の気になった商品、サービスの考え方を自分なりの新しい目線で解説し、サービスの向かう方向性や向かって欲しい方向性を発信していきます。

読者の皆さまには、自分の携わる仕事、サービスや商品の捉え方を変える気付きになれたら嬉しいです。というには、電機メーカー、食品メーカーの商品企画・マーケティングの仕事を通して、日本のブランディングやマーケティングって海外と比べて弱いなと思ってます。そんなブランディング・マーケティング弱者の日本メーカーに居ながらの発信ですが、少しでもJAPANのモノづくりやサービスが良くなるように微力ながら発信していきたいと思います。いいなーっと思ったら、親しい人にもシェアしていただけるとこれ幸いです。

今回はただの雑記です。

何で日本はこんなにもマーケティングやブランディングにおいて世界第3位の経済大国にも関わらず、世界 特にアメリカと中国と差が生まれ続けてしまうのか?色んな要因があると思います。

その国の制度で新しい会社がスタートしにくい環境。そもそも、新しいことを考えるという思考が少ない教育。教育については、自分が小学生の頃まで海外にいた経験も踏まえると確実に考え方は違うなと思います。

日本は答えのある問題を正確に早く解く。公式や文法があれば、それを覚える、形式にはめて使う。歴史もそうですね、起こった事件や人物の名前を中心に覚える。それらがテストに出て答えていい点取った人が優秀!みたいな。

僕のいたイギリスは、小学校でいながら違った。国語(英語)は読み書きを中心にやったら、あとはそれを使って物語を書いてみましょー!はいどうぞ、できた人から持ってきてね。そんな感じでした。その中で使った単語のつづりや文法が違っていたら赤ペンが入る。自分の頭で考えながら、基礎を応用していくというもの凄く実践的な学習をしてましたね。

第2外国語、僕の場合はフランス語でしたが、ここまではいかないもののやはり考え方は似た感じです。ある程度の単語を教わったら、「はい、歌ってみましょー!」「はい、自己紹介してみましょう!」こんな感じで一見放任な感じでも、子供としては楽しんで地力を付けていくっていう考え方でしたね。

歴史も自分の国のことじゃないけどめちゃめちゃ面白かったですね。テストはレポートというか、習ったことのノートを書くという感じだった気がする。でも、教わる内容は国の歴史のストーリーを教わる感じでした。「今の女王様は、こんな系譜なんやでー」「それまでのこの王様!この王様は6人も奥さんがおってね・・・」「何で奥さんが6人もおったかっていうと・・」「この中で一番愛してた奥さんは~で」みたいなことを通して、自分の国の成り立ちや宗教の考え方、庶民の暮らし等など、たくさん学ぶ中で、過去からちゃんと学ばせてくれましたね。「こんなことがあったんやで?アンタたちはこれやるか?どう思う?」こんな問いかけを繰り返すような。

正直、算数とかそういうところでは日本の方が同じタイミングでかなり出来が良かったです。その学年でまだそんな計算してんの!?というのがイギリスのレベルでした。でも、大学の世界的なレベルを見ても社会に役立てるレベルの高さに差がついているのは明らかです。この地力で考え、問い続ける、実践的に使いこなし、自分のものにしていくというマインドの違いが加速度的に10代の間に起こり逆転していくのだと思います。もちろん中でも向き不向きもあるので、色んな人はいますが、客観的に見るとそういう結果が出てますよね。

「学校の勉強って将来に意味あるんですか?」とか、言ってしまう学生が大勢いると思います。こう言わせてしまうのは、やっぱりどこか学んだことの使い方を教えていないというか、自分のものにするための考え方・問いの力をできていないことが染みついているということが原因ちゃうかなーと思います。実際、自分も小学校高学年から日本に戻ってきて、勉強はやりましたが、テストもゲーム感覚で頑張ったというだけで、特に英語の学習の仕方とか「意味ねー」と思いながらやってました。日本のルールだから仕方ないですけど、一番英語が使えて喋れる奴が成績トップじゃなくて、文法とかをノーミスでやれるやつが成績優秀。数学は一番公式が使えて応用が利かせられる奴がいい点取れるようになってて成績優秀ってなるのに?ほんとに考え方の基準が微妙で良く分からなかったですね。

雑記もこれだけでだいぶダラダラ書いてしまったので、今日はこのへんで。どうもありがとうございました!

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